粉骨するとは
粉骨とは、ご遺骨をパウダー状の粉末の状態にする事です。
散骨では、海にご遺骨を撒く行為となる為、ご遺骨をそのままの状態では散骨が出来ません。
また、そのままの状態で散骨した場合は、刑法に触れる事にもなる為、骨だと分からない状態にする事が望ましいとされています。
規定では、骨の状態を2mm以下に粉骨し、公海領域で行う事となっています。
更に、自然葬である散骨は、自然に還る為にも細かい状態となる事が望ましいと考えられています。
粉骨の手順
大切なご家族である故人様のご遺骨がどのように粉骨されるのか手順をご紹介したいと思います。
日本海洋散骨社では以下の手順にて、ご遺骨が粉骨される工程を辿る事となります。
1：粉骨する際の考え
お預かりしたご遺骨は、徹底して自社で対応致します。当社では、一切他社や第三者の手に渡る事はありません。
よく、粉骨作業や供養を他社にお願いしてしまう散骨業者がありますが、大切なご家族が寂しい思いや、見知らぬ人たちに多く渡らないよう徹底しております。
わたくし達も、故人様と少しでも時間を過ごし、信頼を頂けるよう自社の粉骨に拘わっています。
お預かり方法：
⓵ご自宅にお伺いする場合
お電話もしくは、サイトフォームにてご相談後、ご指定時間日時にご自宅へお伺いします。
※お骨の無料引取サービス区域は弊社（埼玉県八潮市）より15km圏内とさせて頂いております。
⓶日本海洋散骨社へ来社の場合
お電話またはメールにてお日にちやお時間を決めて頂き、ご来社頂きます。
※歩くのが困難な場合などは、最寄り駅の八潮駅まで送迎車でお迎えに参ります。
⓷宅配セット利用の場合
宅配セットは、段ボール、クッション材、テープ、発送用伝票、ワレモノシール等、送付するために必要な物一式となります。日本海洋散骨社宛着払い伝票となりますので、お客様からの発送は送料など、料金は一切かかりません。
2：粉骨前にご遺骨の状態を確認する
お預かりしたご遺骨は、粉骨が出来る状態なのか確認します。
お墓の中から取り出した場合や、保管状態によっては、乾燥する必要があり、粉骨するまでにお時間を頂いております。
ご遺骨には、棺桶の部品や故人の歯、体内に埋め込まれた金具などの影響で、必ず鉄や金・銀などの金属、セラミックなどの不純物が含まれています。目視で確認を行い、手作業にて取り除きます。
3：粉骨（ご家族の立会も可能）
ご遺骨は、1柱毎に専用ルームにて厳重に保管しています。1柱ごとに専用ルームで粉骨作業を行う事を徹底しており、他のご遺骨と混ざり合うような事は一切ないよう徹底して取り組んでおります。
使用する器材も全て、1柱ごとに徹底して洗浄を行い、他のご遺骨が混じることが無いようにも徹底しております。
また、日本海洋散骨社の粉骨の際は、ご家族が立ち会うことも可能です。
粉骨の手順：
⓵混入している異物を取り除き、ご遺骨だけの状態にします。状態によっては、乾燥や洗浄を行います。
そして、手作業により異物を取り除いていきます。
⓶砕骨（大きな骨を予め棒で粉砕します。金属や副葬品を取り除きます）、ふるい粉骨（ふるいにかけ粉骨を行います。不純物を取り除きます）、粉骨砕身α（専用機でふるいに残った硬い骨を粉骨します）、これら3段階で粉骨を徹底し、星の砂のようなパウダー状の粉骨にしていきます。
⓷粉骨したご遺骨を、ご希望頂いた形でご返却します。
ご希望の量の粉骨をお返し致します。
（ご遺骨自体も一部残された場合は、粉骨と粉骨しないご遺骨とに分けることも可能です）
粉骨にしたご遺骨は、骨壺や水溶性袋など、ご希望に沿った形でご家族のお手元にお返しいたします。
※散骨プランご利用のご家族の方には、散骨に参加される人数分に分けて水溶紙袋に収め、散骨当日ご家族の方にお渡し致します。
散骨までの粉骨を自社で徹底しており、ご家族のご希望に沿った形で承っております。
ご不明点や、ご依頼をご検討の場合は、ご相談からでもお受けしております。
お気軽にご相談下さい。
※散骨について詳しく知りたい方は、こちらを御覧ください
散骨とは
日本海洋散骨社の散骨はご家族と共に故人様に喜ばれるお見送りです。
日本海洋散骨社は、全国で困っているお墓やご遺骨の問題に、少しでも散骨で貢献出来ればと思い設立しました。
日本海洋散骨社の使命は、”故人様およびご家族様の気持ちを一番に優先すること”ご家族の故人様への想いを叶えたい。
困っていることを何とか解決してあげたい。そんな想いで、ご相談事から始まり、ご家族様と共に故人様をお見送りしております。
”ありがとうございます。故人も喜んでいると思います。相談して良かったです。”
そのご家族の言葉が、私たちの散骨への評価となっています。
日本海洋散骨社 代表
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