遺骨の処分とは

遺骨の処分とは

特に都心で多くなってきた、ご遺骨の処分に関する問題。
現代の社会が抱える遺骨の処分とは、どのような問題から発展し生じたのか、
また、どんな方法で遺骨の処分が出来るのかなどをご紹介しています。
様々な事情でお困りになっているご親族の遺骨の処分。
しかし、現代では当然の事であり、ご家族の取り組みで解決出来る問題となっています。
そんな遺骨の処分を理解して頂く事や、一つの目安の判断材料となれるようお役立ち頂ければと思います。

お墓不足の問題

東京などの都心部を中心に、お墓不足が深刻化しており、お墓が建てたくても建てられない状況に
なっている中、お墓の待機数は年々増加、後継者問題も相まって、ご遺骨をご自身のご自宅に安置されている
方が増えています。

金銭的な課題

特に首都圏の東京を中心に都会にお墓を建てるとなると、1つのお墓の建立費用と、維持費が高額となります。
例えば、1区画の使用権を購入し、そこに建てられる墓石の石代と合算すると、どんなに安く見積もっても
百万円代からとなってしまい、ご家族の大きな負担となってしまう事から、安易にお墓を建てる事が
難しくなってきています。
よって、お墓が建てられない、お墓を建てることが困難など、様々な理由からご遺骨を、
ご自宅で安置される方が非常に増えてきています。

関東と関西のご遺骨への考え方の違い

また、関東と関西ではご遺骨に対しての考え方に違いがあります。
関東では、故人様一体分を丸々骨壺に納めご自宅で安置されている事が多く、
ご遺骨の量が多い事に困りながら、ご一緒に安置されている方がいらっしゃるようです。
関西では、火葬後のご遺灰の一部を骨壺に納めるとの事で、骨壺のサイズも関東より小さく、
サイズも選べる事が出来ます。
そこで言うと、故人様がお亡くなりになり、ご自宅に残されたご遺骨の処分について、
お困りになっている事が多いのは、むしろ関東のご家族の方かもしれません。
■骨壺のサイズとご遺灰の量
東日本では、遺灰の全部を、骨壺に納める。
西日本では、遺灰の一部を、骨壺に納める。
■骨壺のサイズ
関東地域 高さ7寸(約21センチ)
関西地域 高さ5寸(約15センチ)、6寸(約18センチ)
■その他
骨壺にはもともと”大きさのきまり”は存在せず、ご家族の考え方に委ねられています。
言い伝えとして、いつの時代からか、関東地方と関西地方で経済領域の違いからか、
骨壺の寸法が違ってきたようです。
地域によっては、墓に骨壺を納めないで、墓の中には遺灰だけを入れる、という習慣のところもあり、
地方によって骨壺の役割にも変化があるようです。

では、ご遺骨の処分にはどのようは方法があるのでしょうか?

ご遺骨の処分の前に、ご遺骨の安置に関して

ご遺骨の安置については、次の2つの方法があります。

1点目は、宗教的な観点で考えてみるという事です。
ご家族や、先祖の方からの信仰のある宗教・宗派があるようであれば、宗教・宗派によっては
故人が亡くなって何年以内に、ご遺骨をお墓に納めなければならない決まりや、
逆にいつまでもご遺骨を自宅に安置しておいても構わないという宗教。宗派もあります。
よって、ご遺骨へのお考えに関しては信仰する宗教や・宗派による為、一概に言えず、
確認が必要なのかもしれません。

2点目は、ご遺骨の埋葬という法律的な面から考えてみるという事です。
ご遺骨の取り扱いについては法律で定められており、「墓埋法」という法律の下、
埋葬をしなければなりません。
その中では、通常の墓地内でのお墓に埋葬する方法か、霊園やお寺に設けられた納骨堂の中に
納める方法があります。
共に、費用が大きく掛かる事もあり、経済的な問題が浮かぶ恐れもあります。

ご遺骨の処分の方法

ご遺骨をただ単に処分する(捨てる)ような行為をした場合は、
当然ながら法に触れることになり遺骨遺棄罪になります。
この事は、十分に理解しておかなければなりません。
方法としては、7つ程度考えられると思います。
また、散骨以外と散骨に関する処分の方法とがあると考えられます。

散骨以外をお考えなら
※ご遺骨に何もせずそのままの状態
1:お寺の無縁塚、納骨堂などに納める
2:遺骨不要として火葬場で処理してもらう
3:墓地に埋葬する
4:自宅に安置し続ける

散骨をご検討の場合
※ご遺骨を粉骨する場合など
5:樹木葬や海洋葬による散骨を行う
6:手元供養にする
7:自宅に粉骨して安置し続ける
※ペンダントやネックレスなど小物としてご提供

遺骨の処分はご家族のお気持ち

総じて、ご遺骨の処分に関しては、ご家族が長く自宅に安置しても問題はなく、
宗教的考えに沿って対応する事も可能だと考えられます。
ご遺骨に対しては、ご家族のお気持ちとお考えに沿う事が大きく寄与するのではないでしょうか。
また、日本では、宗教的儀式は必ずしも必要ではありません。なので、宗教に縛られずに
執り行う事も重要です。
然し乍ら、大切なご家族への想いをカタチにする事や、天へと送り出す事は、とても大切な事だと
考えられます。
どのような考えをお持ちになって、故人様を送り出す事は非常に重要な事としては変わりない事です。
故人の好きだった事や、どんな送り方が故人を一番におもう事かをご家族やご親族で確認する事は、
とても重要な事かもしれません。

日本海洋散骨社では、お亡くなりになってからの火葬から、葬儀や散骨。
その後の、墓じまいまでご相談に応じております。
ご相談から無料にてお伺いしておりませので、
お気軽にご相談のご連絡をお待ちしております。

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散骨とは

日本海洋散骨社の散骨はご家族と共に故人様に喜ばれるお見送りです。

日本海洋散骨社は、全国で困っているお墓やご遺骨の問題に、少しでも散骨で貢献出来ればと思い
設立しました。
日本海洋散骨社の使命は、”故人様およびご家族様の気持ちを一番に優先すること”ご家族の
故人様への想いを叶えたい。
困っていることを何とか解決してあげたい。そんな想いで、ご相談事から始まり、ご家族様
と共に故人様をお見送りしております。
”ありがとうございます。故人も喜んでいると思います。相談して良かったです。”
そのご家族の言葉が、私たちの散骨への評価となっています。

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